富士総合火力演習とは

歴史 昭和36年、自衛隊の学生教育の一環として開始。
昭和41年、一般公開開始。
目的  自衛官に対し、各種火力等の効果と現代戦における火力戦闘の様相を認識させる。
 陸上防衛にあたって、陸上自衛隊の持つさまざまな能力を国民に紹介し、陸上自衛隊に対する一層の理解と信頼を得る。
演習主催者陸上幕僚長
演習担任官富士学校長
演習実施部隊指揮官富士教導団長
演習規模人員:約2,000名 戦車・装甲車:約60両 各種火砲:約70門 航空機:約30機 その他車両:約180両
演習実施部隊富士教導団(普通科教導連隊・特科教導隊・戦車教導隊・偵察教導隊・教育支援施設隊・富士教導団本部付隊)
第1ヘリコプター団・第2対戦車ヘリコプター隊・教育支援飛行隊・第1空挺団・高射教導隊・各方面隷下部隊・東部方面音楽隊(富士学校音楽隊)・航空自衛隊
演習構成前段・後段の二部構成で行われる。
 前段では陸上自衛隊が行う着上陸対処作戦における火力戦闘を例として主要装備を紹介した後、空艇部隊の自由降下が行われる。
 後段では敵の攻撃を防御により阻止した後、攻撃に移るというシナリオで、各種部隊が協同して行う戦闘の様子が見られる。
目標地域
各種火砲の射距離などを考慮して射撃目標地域を設定している。
距離3,000m 二段山・三段山(120mm迫撃砲・特科火砲の目標地域)
距離1,000〜1,800m 1の台・2の台(81mm迫撃砲の目標地域)
          3の台〜6の台(戦車砲・対戦車誘導弾の目標地域)
距離400〜600m 青・赤・黒・黄・白の台(機関銃・84mm無反動砲の目標地域)
赤・白の風船(指向性散弾の目標)
着上陸侵攻対処
わが国は周囲をすべて海で囲まれているため、侵略国がわが国の領土を占領しようとする場合は船舶や航空機により部隊を輸送して上陸、または着陸させて侵攻を行う必要がある。
このためわが国が行う陸上防衛作戦は一般に着上陸侵攻に対処する形で始まる。
この演習では、侵攻部隊に対処する火力戦闘部隊の装備を遠距離・中距離・近距離・装甲機動打撃力に分けて紹介する。