夜間演習


射撃照明用タワーの投光機
投光機の照明能力は1,000m先で新聞が読める明るさ。
投光台の高さは最高15m。
演習開始まで会場を照らしてくれる。

準備完了報告
演習実施部隊指揮官富士教導団長が演習担任官富士学校長に対し総合火力演習の準備完了報告を行う

陸上幕僚幕僚副長入場

ラッパの演奏とともに国旗掲揚

ラッパの演奏とともに国旗掲揚

ラッパの演奏とともに国旗掲揚
夜間演習開始
まず、13分間の教育ビデオが大型スクリーンで放映される。
ビデオの目的 陸上自衛隊が装備している各種暗視装置の性能を見て総合火力演習の夜間射撃の理解を深めてもらう
ビデオの内容
アクティブ方式
自ら赤外線を出して探知する。
パッシブ方式
自ら光線などを発することなく目標の熱源または極めて弱い光を増幅して探知する。
陸上自衛隊の暗視装置は、射撃用偵察監視用・操縦用・行動用に区分され、各部隊がそれぞれの目的に応じた暗視装置を保有している。
偵察監視用・操縦用・行動用暗視装置
暗視双眼鏡
星明りなどの弱い光で照らされた目標の反射光を増幅する微光暗視のパッシブ方式なので、敵からの探知は受けにくいので、主に目標の捜索・監視・射撃効果の観測に使用する。
微光暗視眼鏡(V3)
通称「暗視ゴーグル」。微光暗視のパッシブ方式。性能は暗視双眼鏡とほぼ同じ。顔に固定し自由に両手を使うことができるので、主に監視・車両などの操縦に使用される。赤外発光ダイオードが内蔵されていて暗闇の中で、手元の地図や文字を読むことができる。
V4
目標の放射する赤外線を探知することにより、目標を発見することができるパッシブ方式なので、レーダーや微光暗視装置では発見困難な目標を敵から探知されることなく発見できる。
V7
V4と同じく赤外線パッシブ方式だがモニターによる監視が可能になった。
射撃用暗視装置
照準用微光暗視装置
微光暗視のパッシブ方式。小銃・機関銃・無反動砲に取り付けられる。
87式対戦車誘導弾暗視装置
発射機・レーザー照射機に取り付け、目標から放射される赤外線を探知する赤外線パッシブ方式。

87式対戦車誘導弾
89式装甲戦闘車照準用暗視装置
熱線映像方式で、目標やその周辺から放射される赤外線を映像に変換し、温度差を増幅して映し出すサーマルセンサーによる赤外線パッシブ方式で、日中の霧や煙幕などの視界不良の時にも使用できる。

89式装甲戦闘車
87式偵察警戒車照準用暗視装置
微光暗視のパッシブ方式


7式偵察警戒車
74式戦車照準用暗視装置
赤外線で目標を照らして映像化する赤外線アクティブ方式。


74式戦車
90式戦車照準用暗視装置
サーマルセンサーによる赤外線パッシブ方式で、夜間においても移動する目標を自動的に追うことができる。照準具はモニター方式で車長席・砲手席に装備されている。

90式戦車
富士総合火力演習の夜間射撃はこれらの暗視装置を使用し、小銃などの小火器・対戦車ミサイル・ 装甲戦闘車・戦車などで総合的な射撃を行う。